フィリピンでの活動

お知らせ

コロナ禍によるパンデミックの影響で、残念ながら「ユニカセ・レストラン」は閉店いたしましたが、2025年3月現在、フィリピンの貧困層出身の青少年や女性たちを対象に、ビジネススキルや食育などのトレーニングを実施しています。
お問い合わせはinfo@uniquease.netまでお願いいたします。

フィリピンでのソーシャルビジネスとして

貧困下で成長した青少年に雇用の機会を提供し、路上生活や人身売買など様々な危険にさらされた子どもたちの数を減らすことを目的に2010年にフィリピン、マニラ首都圏のマカティ市にて創立されました。
また、フィリピンでは死因の第一位が心臓病であり、油の多い食生活がその原因と考えられていること、また衛生面で安心して生野菜を食べられる場所が少ないことから、野菜を中心とした栄養価が高く安全安心な食事の提供を行う必要性を感じ、 “UNIQUEASE(ユニカセ)”レストランを運営していました(2010年8月~2021年2月)。
「貧困の連鎖を自らの手で断ち切り、家族を養える自立した青少年」を育成する場として、また皆様の健康的な生活を支えるための食育事業などを実施しています。

バリュー

kids安定した利潤の確保、さらには危険にさらされた子どもたちに様々な機会を創出するため、私たちは栄養価の高い食事を提供することにより、健康的なライフスタイルを促進していきます。

 

背景

「将来の夢は『大人になるまで生きること』」
貧困層の子ども達に将来の夢をきくと、そんな答えが返ってきます。フィリピンでは、何十万という子どもたちが貧困の中に生まれています。
しかし貧しさのため小学校さえ卒業できないまま、幼いうちから家族を養うために働くことを強要されています。
その途中で危険に巻き込まれたり、病気で命を失う子ども達が何万人もいるのです。
運よく成長できたとしても、きちんとした教育や社会のルールなど仕事をしていくうえでの基礎的な土台がないため、自力で安定した「仕事」を見つけることは殆どできません。

日雇い労働やスカベンジャーなど、危険で低賃金の仕事で生計を立て、深い貧困から抜け出せないまま次世代に負の連鎖が続いていきます。

残念ながら、すべての青少年に支援を行うことはできないため、ユニカセでは、こうした元ストリートチルドレンやごみ山近辺で生まれ育ちNGOから支援を受けた青少年たちの中から推薦を受けた意欲の高い青少年を雇用、育成しています。

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レストランのスタッフたち

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これまで約70名の青少年たちを雇用し、NPO法人ユニカセ・ジャパンの協力のもと、様々なビジネスマナーやビジネススキルなどを学び、心のこもったサービスの提供と経済的自立を果たすための挑戦を続けています。NPO法人ユニカセ・ジャパン協力のもと、様々なマナーやビジネス、心のこもったサービスの提供と自立のための挑戦を続けています。

また、定期的に、NGOの現裨益者(10歳前後の子どもたち)や貧困地域の子どもたちを招待し、チーム作りに役立つゲームやパステルを使ったお絵かきワークショップ、ピザ作り体験などを行い、心に傷を負った子どもたちに楽しいひとときを提供しています。

同じ貧困地域出身の子どもたちが先輩の青少年スタッフの姿を見ることで、将来的な希望を持つことができるようになり、青少年スタッフはこの子どもたちのモデルケースとなっています。

視察訪問

現在、マニラ首都圏やその近郊での「ユニカセ・活動地」にて、1 Day フィールドツアーを実施しています。

1 Day フィールドツアーについて、詳細はこちらのページへ

これまでに様々な大学、企業、団体様より視察訪問いただいています。
マニラにお越しの際には、どうぞお気軽にお問合せください。
 ※ユニカセの取り組みをご紹介するプレゼンテーション(30分)や、ユニカセ・フィリピンメンバーたちとの交流も可能です。

【お問合せ先】
問い合わせる

お問合せ先:info@uniquease.net

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