学校へ行こう!プロジェクト

プロジェクトの背景ー危険にさらされる子どもたちー

フィリピンには日本と同じように義務教育があり、たくさんの子どもたちが元気に学校へ通っています。

しかし貧富の差が激しく、貧しさから学費や諸費用が払えないため通学を諦め、幼いころから家族のためにゴミを拾ったり物を売ったりして働く子どもたちも大勢います。kids

こうした子どもたちは小学校すら卒業していないため成長しても安定した仕事に就くことは難しく(※)日雇い労働など、危険で低賃金な仕事に就くことしかできません。貧困の連鎖の始まりです。

※就職難のフィリピンでは大学を卒業しない限り、成長し運良く仕事につけたとしても、6ヶ月以上働いた労働者は正社員にしなくてはならないという法律のため、殆どは解雇されてしまいます。

こうした子どもたちは、仕事の途中で大きな怪我をしたり、病気になったり、安全ではないコミュニティと関わらざるをえず、危険な目にあうことも多くあります。

そうした中、日々の心配事や多額の治療費などが精神的、経済的、肉体的な負担となって彼らの自立の足枷になっていきます。

子どもたちを学校に復学させることは彼らの安全を守り、貧困の連鎖を断ち切るためにとても大きな意味を持っています。

支援するのは「未来へのチャンス」

こうした状況を改善し貧困の連鎖を断ち切るため、学校への復学は大きな意味を持っています。家族に負担をかけずに学校に通い続けること、未来のために勉強ができること、友達を作り、ルールを学び、何よりも社会の一員となること。この喜びは、本人だけでなく、その家族にとっても明るい希望の光となります。

今回支援を必要としているのは11歳のカルロス君8人兄弟の末っ子です。地方の貧しい家庭に生まれ、父親から虐待を受け、辛い日々が続いていました。本来であれば小学校卒業間近の年齢ですが、学費や諸費用が払えず大好きだった学校へ通うことができなくなりました。%ef%bc%91%e3%82%ab%e3%83%ab%e3%83%ad%e3%82%b9

今は働くお母さん、お姉さんたちのお手伝いをしながら、新学期の復学を待ちわびています。学校に戻れたら、きっと元気いっぱいに走り回り、お友達を作ったり算数や英語、体育などの授業を受けたりすることでしょう!

お願い

学校に復学するためには、学費のほか、制服・かばん・靴・教科書・文具・食費手当(ランチ・おやつ)・交通費など、1人約18万円(初等教育6年分)がかかり、加えてその他の生活費も必要になります。

子どもたちを学校に復学させる事業にご支援をいただけましたら幸いです。

※ユニカセがあるマカティ市の学費は初等教育6年(3万円/年)中等教育4年(6万円/年)ほどかかります。

ご寄付の方法

下記の口座よりお振込みにてお願い申し上げます。皆さまからの温かい想い、ありがたく大切にお預かりいたします。

■口座:ゆうちょ銀行 振替口座 00150-5-586478
■名義:特定非営利活動法人ユニカセ・ジャパン
■金額(一口):3,000円、5,000円、10,000円

※自由な金額でのご寄付も承っております。領収書発送など諸経費の事情のため、恐縮ですが1,000円以上からの金額にてお願い申し上げます。
※いただいたご寄付が必要金額を超えました場合、他の貧困の子どもたちや青少年への支援に大切に使わせていただきます。
※寄付金の使用用途ご報告のため、年4回発行のニュースレター「Smile」をお送りさせていただきます。また、HPに掲載する年次報告書にてもご報告させていただきます。

<領収書について>
●領収書は当団体にてご入金が確認できた日付で発行しております。
●領収書の宛先は、当団体への寄付申込み時のご登録名、ご住所とさせていただきます。
●領収書発行に関するお問い合わせ先

特定非営利活動法人ユニカセ・ジャパン事務局
メール info@uniquease.net

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ご報告

2016年5月に下記の皆様よりご支援をいただきました。
誠にありがとうございました。

梅田和宏 様 小沢矩之様 平島明子様 匿名ご寄附者様